座標値のない地域の公図:重ね合わせの難しさと専門家への相談の重要性
「地図の重ね合わせを自分でも試みたがうまくいかないので、確認してほしい。」
このような問合せを受けました。
相談者からの問い合わせは、「地図の重ね合わせを自分でも試みたがうまくいかないので、確認してもらいたい」というものでした。
話を伺ってみると、以前に紹介した「プロでも使える無料アプリ」の記事のとおりにやっても上手くいかない、とのことだったので、資料を送ってもらい確認してみると、送られてきた資料を確認すると、座標値のない公図(地図に準ずる図面)でした。
無料地図アプリの重ね合わせについて
座標値のない公図では無料地図アプリは使用することはできません。
改めて、使える場合と使えない場合があることを再認識しました。
沖縄では通常、座標値のある地図が利用されることが多いのですが、座標値のない地域では市役所で航空写真を取得し地籍図を確認することができます。
相談者は電子化された公図を利用して何とか重ね合わせてほしいと要望しましたが、座標値がないためにそれができないことを説明しました。近隣の土地家屋調査士に相談するようアドバイスしました。
座標値のない地域についての課題
座標値のない地域では、土地境界を確認するために追加の費用がかかる場合があります。住む地域によって費用が異なることを考えると、これは地域や国の行政の課題とも言えるでしょう。
専門家への相談
一度法務局に行かれて調べてみるといいと思います。
座標値のない地域での公図の重ね合わせには課題がありますが、専門家に相談することで解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
この記事が、皆さんの大切な土地を安心・安全な価値にする一助になれば幸いです。
参考紹介記事
「郷土愛を持ち、調査士業を通して社会を豊かにする。」
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