「相続土地の分筆相談:スムーズな進行のポイント」

皆さん、こんにちは。土地家屋調査士の半嶺当徹(はんみねとうてつ)です。今回は、姉妹からいただいた相続土地の分筆についての相談についてお話ししたいと思います。

目次

相続土地の分筆についての相談

姉妹2人からの相続土地の分筆に関する相談がありました。条件として面積や土地の価格が同じになるようにとのご希望がありました。しかし、敷地には高低差があり、土地の利用がある程度決まっている状況です。そのため、土地の価格ではなく土地の利用状況を考慮してお互いが納得できる形で進めることが良いのではにないかと、提案しました。

将来の利用方法の話し合い

将来的な利用方法としては子どもが建築予定をしているとのことだったので、家族も交えて話し合いを進め、分筆することが決まりました。ただし、分筆ラインがまだ決まっていない状況で、登記申請時でも遅くないため、分筆ラインを急いで決めなくても良いことをお伝えしました。

提案と進行予定

分筆登記には2~3ヵ月ほどかかるので、分筆ラインの決定を急がず、その間に土地の資料調査や測量調査、隣地所有者との立ち会いなどを進め、スムーズな進行を図ることを提案しました。

まとめ

相続土地の分筆は重要な手続きですが、焦らずじっくり進めることが大切です。ご相談いただくことで、スムーズな進行が期待できます。何かご質問や疑問がありましたら、お気軽にお知らせください。お手伝いさせていただきます。

参考のリンク先
「土地を分割する」
【事例】境界が曖昧な土地の新築について

「郷土愛を持ち、調査士業を通して社会を豊かにする。」
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